スタッフの声
Musashi-Project

飲食業は「チームワーク」が重要
そして「みんなを先導できる力」も必要
武蔵園 店長
田中 亜弥
私は武蔵グループの新卒採用第一号として入社いたしました。
「武蔵に就職したい」と思えたのは、家族で食事に来る度にきちんと名前を呼んでお出迎えしてくださる嬉しさと、親しみやすい
接客がとても心地よく印象に残っていたからです。
それに加えて、大学時代は衣食住を学ぶ中で「食」の分野が一番興味深かったこと、また、「地元で就職したい」という強い思いがあったからです。
学生時代は飲食店でのアルバイト経験はなく、調理も少しできる程度、初対面の人とはうまく話せないほど人見知りで、当初
この職業につくのがとても不安でした。
しかし、職場には経験豊富な先輩方が多く、一から丁寧に教えてくださったおかげでこんな私でも自信を持って楽しく仕事に打ち込むことができました。
入社して三ヶ月後には店舗配属となり、その1ヶ月後にはとんかつを揚げ、お寿司も握られるようにもなっていました。
全てが初めてで最初は大失敗もありましたが、短期間でお客様へ提供できるようになれたのは、私にあった「新人カリキュラム」
「指導スケジュール」と丁寧に教えてくださった先輩のおかげだと今でも感謝しています。
たったの3ヶ月でキッチン業務、ホール業務全般をこなす凝縮されたスケジュールではありましたが、スケジュール通りの成長が自信にもなりました。
武蔵園ではホールとキッチン、セッターの区分けがなく、全員で全てのポジションをこなしています。
ホールとキッチンの全体把握はもちろん、お客様の食事スピード、演出(タイミング)等の配慮も考えなければならないため、とても苦労しました。
今ではその苦労が力となり、先、その先また先と、こちらのペースでお客様に楽しんんでいただける演出(空間づくり)もできるようになりました。
この仕事で大切なのは「飲食が好きなこと」、そして「やる気」があることです。
好きな仕事でやる気があれば、次々と新しいことへのチャレンジ精神が芽生えます。
私が一番苦労したのはコミュニケーションです。
人見知りが強く、スタッフとの会話は聞き役ばかりで自ら意見や気持ちを伝えることはあまりしませんでした。
しかし、仕事をする上で信頼関係を築くことはできないと気づきました。
スタッフとの会話が増えると自然と信頼関係が深まり、協調し合えることで仕事が楽しくなり、任される仕事も増え
自身のスキルアップにも繋がっていきます。
飲食業はチームワークが重要です。これからみんなをまとめていくには先導できる力も必要だと考えています。
それに、お客様が話しかけやすい環境づくりとお客様に親しみを感じていただける接客ができるようになることです。
そうすることで一人のお客様がリピーターになってくださり、次は他のお客様を連れてご来店くださいます。
その後も、季節の行事やお祝い事、家族や親戚の集まり等、多目的にお店を利用してくださることにつながります。
一人でも多くのお客様を武蔵ファンにできるよう、日々、おもてなしの心でお迎えしております。